デザインを保護しましょう
みなさんは商品を購入するときは何を重視しますか。機能を重視する方,値段を重視する方,デザインを重視される方,それぞれだと思いますが,機能や値段が似ていればデザインが重要となります。売れるデザインがあれば誰しもが真似したいものです。しかし,そのデザインが意匠登録されていると真似をすることができませんし,真似した場合は侵害となります。逆に言うと意匠登録しておけば,そのデザインを独占することができますし,しかも現在意匠登録した場合は最長で登録日から25年間となります。そして,特許と違って見た目ですから権利行使もしやすいです。ただし,意匠は新規性が重要となりますので公開前に出願しておく必要があります。
新しい商品は販売する前に必ず意匠登録出願をしておきましょう。そして意匠登録の経験が豊富な弊所に是非ご依頼下さい。
いくらかかる?
特許は登録まで50~80万円かかります。
意匠の場合はどうでしょうか。
出願時費用 | ||
調査費 | ¥33,000 | 不要な場合はかかりません。 |
図面又は写真の費用 | \22,000~\55,000 | 不要な場合は図面修正費のみとなります。 |
出願代理費用 | ¥22,000 | |
出願時印紙代 | ¥16,000 |
調査をされない方も多いですし、ご自身で図面や写真を用意頂く場合もありますから、出願時費用は¥44,000~¥100,000となります。
登録時費用 | |
登録手数料 | ¥33,000 |
登録時印紙代(3年分) | ¥25,500 |
出願時費用は¥58,500となります。
合計するとストレートで登録になると¥100,000~¥160,000となります。
特許に比べて非常に安いですし、しかも権利行使もしやすく登録までの期間も短いです。
依頼するときにして頂くこと
・意匠登録したい商品を送付頂く
・出願人の情報と創作者の情報を頂く
・請求書の内容でご入金
これだけです。
現品から出願用の図面又は写真を作成します。
物品によっては設計図やその他の図面,写真を送信頂くだけのときもあります。
意匠登録出願
意匠登録出願は、物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合を保護するための出願です。美的外観を保護するためのものでいわゆるデザインを保護するものです。美的外観といっても美術の著作物のような美的外観を必要とはしないので、あくまでデザイン保護と考えれば良いと思います。
意匠登録出願のコンセプト
意匠登録出願の場合、図面(写真)が重要となります。よって、図面に関してはプロの方に基本外注致します。
発明の御相談を頂いた場合にも、デザインが優れている場合には意匠としての出願も進めるようにしております。
なぜならば、特許の場合は技術的な論争になるので製品を税関等で差し押さえるのは大変ですが、意匠であれば容易に差し押えができるからです。
登録までの流れ
1.お問い合わせ
2.先行意匠調査
3.費用の請求
4.図面又は写真の作成
5.図面及び願書チェック
6.出願
7.拒絶理由通知
8.登録査定
9.期限管理
※1~6まで2週間を目標にしております。早い場合は2日程度の時もあります。
意匠出願コラム
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